半島一奇抄はんとういっきしょう
「やあ、しばらく。」 記者が掛けた声に、思わず力が入って、運転手がはたと自動車を留めた。……実は相乗して席を並べた、修善寺の旅館の主人の談話を、ふと遮った調子がはずんで高かったためである。 「いや、構わず……どうぞ。」 振向いた運転手に、記 …
作品に特徴的な語句
仰向おあおむ でる であい 湿しめっ ずる うつくし しも うつ おびや やさし すこし とおり 夥多おびただし ひど あおり 八方はちぶ かむり きれ めえ なめらか ぴき とん 欄干まわり 寂然しん 退さが むろ おおき あぜ 生得うまれつき あやし 日限ひぎり 碧色へきしょく はし 廂下ひさしした へり 煙管ぎせる すさ すそ 前途さき くう かさな つの 可笑おかし くれない 踊躍こおどり かさな 氷柱ひょうちゅう のこん なまめ きらい かか みよし ふなべり ゆびさ ゆす 苦笑にがわらい 落人おちゅうど 恍惚うっとり ななめ 後方あと 暗夜やみ こみち 引掛ひっかか なか 村路むらみち しがらみ たくみ いわ なが もう たのし だる 尋常ただ 宿しゅく じっ つら 狩野かの 判明はっきり みだり すさま 難有ありがと 大楠おおくす 仕切しきり はい 石工いしや なぎさ さかさま はるか ながれ おおい ぎつね 浮島うとう