真青まさお)” の例文
旧字:眞青
「げにしかり」と老婦おうな口を入れて源叔父の顔を見上げぬ。源叔父はもの案じ顔にてしばし答えず。西の山ふところより真直に立ちのぼる煙の末の夕日に輝きて真青まさおなるをみつめしようなり。
源おじ (新字新仮名) / 国木田独歩(著)