“五方”の読み方と例文
読み方割合
いつかた100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
お子様方はお五方いつかたおいでなされましたが、姫君さまのおとしが七つ、仙千代丸さまのおとしが四つでござりましたから
聞書抄:第二盲目物語 (新字新仮名) / 谷崎潤一郎(著)
親王お五方いつかた、左右の大臣、大納言二人、中納言三人、参議五人、これだけが参列して、御所の殿上役人、東宮、院の殿上人もほとんど皆集まって参っていた。
源氏物語:34 若菜(上) (新字新仮名) / 紫式部(著)
また河内のアヲタマの女のハニヤス姫と結婚してお生みになつた御子はタケハニヤス彦の命お一方です。この天皇の御子たち合わせてお五方いつかたおいでになります。