“洞庭湖”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
どうていこ75.0%
とうていこ25.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
い景色だと云ってい処もある。同じ湖水でも、洞庭湖どうていこは駄目だ。冬って見たからかも知れないが、ばかりあって一向湖水らしくない
青年 (新字新仮名) / 森鴎外(著)
汪は事情があって湖南へいって、夜、洞庭湖どうていこに舟がかりした。その時はちょうど満月の夜で月が東の方にのぼって、澄んで静かな湖の面は練ったようになっていた。
汪士秀 (新字新仮名) / 蒲 松齢(著)
蛾眉山のふもとの河々皆此大河に入る。此大河瀘州ろじうを流れ三けふのふもとをぎ、江漢こうかんいた荊州けいじうに入り、○洞庭湖とうていこ赤壁せきへき潯陽江じんやうこう楊子江やうしこうの四大こうつうじて江南こうなん流湎ながれめぐりて東海に入る。
蛾眉山のふもとの河々皆此大河に入る。此大河瀘州ろじうを流れ三けふのふもとをぎ、江漢こうかんいた荊州けいじうに入り、○洞庭湖とうていこ赤壁せきへき潯陽江じんやうこう楊子江やうしこうの四大こうつうじて江南こうなん流湎ながれめぐりて東海に入る。