“江漢”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
こうかん66.7%
かうかん33.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
阿蘭陀オランダからか支那からかあるいは両方から入ったものか、私には今よくわかりませんが、何しろ輸入されてから、例えば当時の銅版や、油絵の如く、江漢こうかんとか、源内げんないとか
楢重雑筆 (新字新仮名) / 小出楢重(著)
蛾眉山のふもとの河々皆此大河に入る。此大河瀘州ろじうを流れ三けふのふもとをぎ、江漢こうかんいた荊州けいじうに入り、○洞庭湖とうていこ赤壁せきへき潯陽江じんやうこう楊子江やうしこうの四大こうつうじて江南こうなん流湎ながれめぐりて東海に入る。
客の一人ひとり大分だいぶ沢山たくさんありますね。この江漢かうかんの蘭人は面白い。
長崎小品 (新字旧仮名) / 芥川竜之介(著)
江漢かうかんが此処に来りて心こめし色をし見なむ雲中観音図うんちゆうくわんのんづ
つゆじも (新字旧仮名) / 斎藤茂吉(著)