“洲”のいろいろな読み方と例文
読み方(ふりがな)割合
89.9%
しう5.1%
しゅう2.5%
しゆう1.3%
シマ1.3%
(注)作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
男の腕にすがりついて、お蝶が外の夕暗をのぞくと共に率八は、大川のへ走り出して、猪牙舟ちょきの小べりに寝ている櫓柄を取り上げています。
江戸三国志 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
尾生は水際から歩をめぐらせて、今度は広くもないの上を、あちらこちらと歩きながら、おもむろに暮色を加えて行く、あたりの静かさに耳を傾けた。
尾生の信 (新字新仮名) / 芥川竜之介(著)
第一、羽田稲荷なんてやしろは無かった。鈴木新田すずきしんでんという土地が開けていなくって、潮の満干のあるあしに過ぎなかった。
悪因縁の怨 (新字新仮名) / 江見水蔭(著)
左手ゆんでみさき蘆原あしはらまで一望びょうたる広場ひろっぱ、船大工の小屋が飛々とびとび、離々たる原上の秋の草。
葛飾砂子 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)
あけの七ツから六ツ半どきの間がその日の満潮。浅瀬やわす都合の上に、ぜひ卍丸はその時刻にともづなを解かねばならぬ。
鳴門秘帖:01 上方の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
柏軒の長女しうは此年に生れた。是より先長男棠助たうすけが生れたが、其年月を詳にしない。並に狩谷氏しゆんの出である。
伊沢蘭軒 (新字旧仮名) / 森鴎外(著)
柴野栗山しばのりつざん尾藤びとうしう、古賀精里、頼春水、桑山玉洲くはやまぎよくしう釧雲泉くしろうんせん立原翠軒たちはらすゐけん野呂介石のろかいせき、田能村竹田等は悉その友人である。
僻見 (新字旧仮名) / 芥川竜之介(著)
宇内うだい睥睨にらむ。 一大いちだいしう
柏軒夫妻は共に三十四、女しう三つであつた。
伊沢蘭軒 (新字旧仮名) / 森鴎外(著)
潮通靺鞨三千里しほつうずまつかつにさんぜんり 雲接蓬莱くもせつすほうらい七十しう
世辞屋 (新字旧仮名) / 三遊亭円朝(著)
エディソンは今から九十五年前の一八四七年の二月十一日に、アメリカのオハイオしゅうにあるミランという町で生まれました。
トーマス・エディソン (新字新仮名) / 石原純(著)
七歳の時に、一家はミシガンしゅうのポート・ヒューロンというところに移り、そこで公立学校に入学しましたが、この頃から彼はどこか風変りな性質をもっていたと見え、学校の教師は低能児だと早呑みこみして両親にそれを告げたので、母親は彼を退学させて、自分で教育することにしました。
トーマス・エディソン (新字新仮名) / 石原純(著)
柏軒の正妻狩谷かりやたかの生んだ子は、幼くて死した長男棠助とうすけ、十八、九歳になって麻疹ましんで亡くなった長女しゅう、狩谷棭斎えきさいの養孫、懐之かいしの養子三右衛門さんえもんに嫁した次女くにの三人だけで、その他の子は皆しょう春のはらである。
渋江抽斎 (新字新仮名) / 森鴎外(著)
たとへば現在げんざい活動中かつどうちゆう火山かざん南北なんぼくアメリカしゆうでは西にしほう太平洋沿岸たいへいようえんがんだけに一列いちれつならんでをり、中部ちゆうぶアメリカ地方ちほうでは二條にじようになつてみぎ南北線なんぼくせんにつながつてゐる。
火山の話 (旧字旧仮名) / 今村明恒(著)
また周旋バカリ五千餘里といへるも、筑紫のシマにて、ほとりの嶋々かけたる程によくかなへり。
倭女王卑弥呼考 (旧字旧仮名) / 白鳥庫吉(著)