“大八洲国”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
おおやしまくに33.3%
おおやしまぐに33.3%
おほやしまぐに33.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
八隅やすみししわが大君、かむながらおもほし召して、大八洲国おおやしまくに八十国やそくに、よりによりにめぐらし、いちじろき神のやしろに、ぬさまつりをろがみまし、御世御世のみおやの御陵みはか、きよまはりをろがみまして
夜明け前:04 第二部下 (新字新仮名) / 島崎藤村(著)
ヤマト或いは日本にほんの外に、古く大八洲国おおやしまぐに豊葦原瑞穂国とよあしはらのみずほのくに葦原中国あしはらのなかつくに玉墻内国たまがきのうちつくに細戈千足国くわしほこちたるのくに磯輸上秀真国しゆかみのほずまのくに、或いは虚見倭国そらみつやまとのくに秋津洲倭国あきつしまやまとのくになどの称号が、古く呼ばれた事があった。
国号の由来 (新字新仮名) / 喜田貞吉(著)
しかも、天皇は天つ神の神意を受けて、大八洲国おほやしまぐにに降臨せられた皇孫の御後裔であらせられるから、常に天つ神を祭り、その神意を奉体せられるのである。
二千六百年史抄 (新字旧仮名) / 菊池寛(著)