“大洲”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
おおず66.7%
だいしゅう11.1%
おおす11.1%
おほず11.1%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
然レバ先頃長崎ニて、大洲おおず蒸気船ハ三月十五日より四月朔迄の間ニ借入の定約ハ相定め置たり。故、近日其期限も来るべし。
黙々もくもくの投手五大洲だいしゅうははじめてまん中にたった、かれは十六歳ではあるが身長五尺二寸、投手としてはもうしぶんなき体格である、かれは手製のシャツを着ていた
ああ玉杯に花うけて (新字新仮名) / 佐藤紅緑(著)
伊予の大洲おおすから九州の佐賀の関に上陸、豊後路ぶんごじを日向へ向い、そこの国分寺に伽藍がらんを建て、五智如来をきざんで勧請かんじょうし、それより大隅、薩摩、肥後、肥前と経巡へめぐってまたも日向の国分寺に戻り
大菩薩峠:35 胆吹の巻 (新字新仮名) / 中里介山(著)
大洲おほずの町には、昔から少名彦命に関する伝説口碑がいろいろあつた。町の背ろ柳瀬山続きに、その神陵と目さるゝ古墳さへがある。
南予枇杷行 (新字旧仮名) / 河東碧梧桐(著)