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大洲
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おおず
ふりがな文庫
“
大洲
(
おおず
)” の例文
然レバ先頃長崎ニて、
大洲
(
おおず
)
蒸気船ハ三月十五日より四月朔迄の間ニ借入の定約ハ相定め置たり。故、近日其期限も来るべし。
手紙:057 慶応三年三月六日 印藤肇あて
(新字旧仮名)
/
坂本竜馬
(著)
徳大寺
(
とくだいじ
)
家の密使をはじめ、加担の西国大名、
筑後
(
ちくご
)
の
柳川
(
やながわ
)
、
大洲
(
おおず
)
の
加藤
(
かとう
)
、
金森
(
かなもり
)
、
鍋島
(
なべしま
)
、そのほかの藩から、それぞれの使者が徳島城に集まって
鳴門秘帖:05 剣山の巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
伊予の
大洲
(
おおず
)
のあたりでは、百舌は友人の時鳥に昔から借りがあって、それを返弁するために時々は
蛙
(
かえる
)
などを捕って、枯枝のさきに
突刺
(
つきさ
)
して置く約束をした。
野草雑記・野鳥雑記:02 野鳥雑記
(新字新仮名)
/
柳田国男
(著)
伊予の国に入りますと、県も
愛媛
(
えひめ
)
に変ります。この国は
宇和島
(
うわじま
)
とか
大洲
(
おおず
)
とか松山とか
今治
(
いまばり
)
とか名のある古い町が少くありません。
道後
(
どうご
)
の温泉の如きも広く知られた地名であります。
手仕事の日本
(新字新仮名)
/
柳宗悦
(著)
伊予の
大洲
(
おおず
)
附近でガガモ又はガンゴ同じく西条でガンゴーというなどがその例である。
おばけの声
(新字新仮名)
/
柳田国男
(著)
▼ もっと見る
多くは
大洲
(
おおず
)
町で売りますが、伊予郡の
出淵
(
いずぶち
)
などで出来るものであります。
手仕事の日本
(新字新仮名)
/
柳宗悦
(著)
「
大洲
(
おおず
)
の加藤家、
柳川
(
やながわ
)
の立花家」
鳴門秘帖:01 上方の巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
“大洲”の意味
《名詞》
大洲(たいしゅう)
広大な陸地。大陸。
(出典:Wiktionary)
大
常用漢字
小1
部首:⼤
3画
洲
漢検準1級
部首:⽔
9画
“大洲”で始まる語句
大洲観音