“金森”の読み方と例文
読み方割合
かなもり100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
徳大寺とくだいじ家の密使をはじめ、加担の西国大名、筑後ちくご柳川やながわ大洲おおず加藤かとう金森かなもり鍋島なべしま、そのほかの藩から、それぞれの使者が徳島城に集まって
鳴門秘帖:05 剣山の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
そして、それから一年ほど経って金森かなもりのみすずと半三郎との、婚約をまとめたのだ。金森主膳は八百石の書院番、すなわち父の上役であり、みすずはそのとき十三歳であった。
あだこ (新字新仮名) / 山本周五郎(著)
今から三百年余り以前に、金森かなもり家の家臣佐藤六左衛門という強い武士さむらいがやって来て、主人の命令だから是非この社のある所に城を築くといって、御神体を隣りの村へうつそうとした。
日本の伝説 (新字新仮名) / 柳田国男(著)