“だいしゅう”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
大洲50.0%
代州50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
黙々もくもくの投手五大洲だいしゅうははじめてまん中にたった、かれは十六歳ではあるが身長五尺二寸、投手としてはもうしぶんなき体格である、かれは手製のシャツを着ていた
ああ玉杯に花うけて (新字新仮名) / 佐藤紅緑(著)
投手は馬夫まごの子で松下というのである、かれは十六であるが十九ぐらいの身長があった。ちいさい時に火傷やけどをしたので頭に大きなあとがある、みなはそれをあだ名して五大洲だいしゅうしょうした。
ああ玉杯に花うけて (新字新仮名) / 佐藤紅緑(著)
先生は第一番の五大洲だいしゅう(投手)のへそのところを押してみた。
ああ玉杯に花うけて (新字新仮名) / 佐藤紅緑(著)
何者とも知れず、安喜県のほうから代州だいしゅう(山西省・代県)のほうへ向って、驢車ろしゃに家財を積み、十数名の従者を
三国志:02 桃園の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
故郷の涿県たくけんから再び戻って、代州だいしゅう劉恢りゅうかいの邸に身を寄せていた玄徳は
三国志:02 桃園の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)