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驢車
ふりがな文庫
“驢車”の読み方と例文
読み方
割合
ろしゃ
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ろしゃ
(逆引き)
彼は陽城を出て、四頭立ての
驢車
(
ろしゃ
)
に美人を大勢のせ、酔うた彼は、
馭者
(
ぎょしゃ
)
の真似をしながら、城外の梅林の花ざかりを逍遥していた。
三国志:02 桃園の巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
褐色の道路を、
糧餉
(
ひょうろう
)
を満載した車がぞろぞろ行く。
騾車
(
らしゃ
)
、
驢車
(
ろしゃ
)
、支那人の
爺
(
おやじ
)
のウオウオウイウイが聞こえる。長い
鞭
(
むち
)
が夕日に光って、一種の音を空気に伝える。
一兵卒
(新字新仮名)
/
田山花袋
(著)
何者とも知れず、安喜県のほうから
代州
(
だいしゅう
)
(山西省・代県)のほうへ向って、
驢車
(
ろしゃ
)
に家財を積み、十数名の従者を
三国志:02 桃園の巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
驢車(ろしゃ)の例文をもっと
(2作品)
見る
驢
漢検1級
部首:⾺
26画
車
常用漢字
小1
部首:⾞
7画
“驢”で始まる語句
驢馬
驢
驢背
驢々
驢胎
驢馬小舎
“驢車”のふりがなが多い著者
吉川英治
田山花袋