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驢背
ふりがな文庫
“驢背”の読み方と例文
読み方
割合
ろはい
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ろはい
(逆引き)
天下の事に憤慨するよりも、一鉢の朝顔に水を遣る真実味を愛するといった風で、
驢背
(
ろはい
)
の安きに
如
(
し
)
かずという亡国の賢人に似たところがある。
街頭から見た新東京の裏面
(新字新仮名)
/
夢野久作
、
杉山萠円
(著)
をぢは我をも
驢背
(
ろはい
)
に抱き上げたるに、かの童は後より一鞭加へて驅け
出
(
いだ
)
させつ。途すがらをぢは、いつもの厭はしきさまに
賺
(
すか
)
し慰めき。見よ吾兒。よき驢にあらずや。
即興詩人
(旧字旧仮名)
/
ハンス・クリスチャン・アンデルセン
(著)
或いは、そのまま家へ帰って、逃げかくれてしまいはせぬかと、二、三の兵があとを尾けて行ったが、そうでもなく、
驢背
(
ろはい
)
の姿は、急ぎもせず、怠りもせず、黙々と、荊州の方角へ向って行った。
三国志:05 臣道の巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
驢背(ろはい)の例文をもっと
(3作品)
見る
驢
漢検1級
部首:⾺
26画
背
常用漢字
小6
部首:⾁
9画
“驢”で始まる語句
驢馬
驢
驢車
驢々
驢胎
驢馬小舎
“驢背”のふりがなが多い著者
杉山萠円
ハンス・クリスチャン・アンデルセン
吉川英治
夢野久作