“代州”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
たいしゅう66.7%
だいしゅう33.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
曹彰は父とはべつに代州たいしゅう烏丸うがん(山西省・代県)のえびすの叛乱を治めに行っていたのであるが、漢水方面の大戦、刻々味方に不利と聞き、あえて父の命もまたず
三国志:09 図南の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
漂泊さすらうことも幾月か。彼の姿はほどなくここ代州たいしゅう雁門県がんもんけん(山西省北部)の街中に見出される。街はしゅう支里しりの城壁にめぐらされ、雁門山がんもんさんる雁門かんは、つねに、北狄ほくてきの侵略にそなえていた。
新・水滸伝 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
何者とも知れず、安喜県のほうから代州だいしゅう(山西省・代県)のほうへ向って、驢車ろしゃに家財を積み、十数名の従者を
三国志:02 桃園の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
故郷の涿県たくけんから再び戻って、代州だいしゅう劉恢りゅうかいの邸に身を寄せていた玄徳は
三国志:02 桃園の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)