大洲だいしゅう)” の例文
黙々もくもくの投手五大洲だいしゅうははじめてまん中にたった、かれは十六歳ではあるが身長五尺二寸、投手としてはもうしぶんなき体格である、かれは手製のシャツを着ていた
ああ玉杯に花うけて (新字新仮名) / 佐藤紅緑(著)
投手は馬夫まごの子で松下というのである、かれは十六であるが十九ぐらいの身長があった。ちいさい時に火傷やけどをしたので頭に大きなあとがある、みなはそれをあだ名して五大洲だいしゅうしょうした。
ああ玉杯に花うけて (新字新仮名) / 佐藤紅緑(著)
先生は第一番の五大洲だいしゅう(投手)のへそのところを押してみた。
ああ玉杯に花うけて (新字新仮名) / 佐藤紅緑(著)