“浮洲”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
うきす83.3%
バンク16.7%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
自分が水泳を習い覚えたのは神伝流しんでんりゅう稽古場けいこばである。神伝流の稽古場は毎年本所ほんじょ御舟蔵おふなぐらの岸に近い浮洲うきすの上に建てられる。
夏の町 (新字新仮名) / 永井荷風(著)
日頃の曠野こうやは、一面の泥海となっている。所々、草や木が、浮洲うきすのように見えるだけだった。
宮本武蔵:06 空の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
英国のハル港に近いドッカー浮洲バンク、印度の東北岸、イラワジ河口のイラワジ浮洲バンク、それとこのアルグゥイーンの浮洲は西半球における有名な三大浮洲で
海難記 (新字新仮名) / 久生十蘭(著)