“満洲里”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
マンチユリイ40.0%
マンチュリー20.0%
マンチユウリ20.0%
マンチユリー20.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
私は大正元年の五月に浦塩斯徳から汽車に乗つて、二日目の夜明に此駅を通過して外蒙の満洲里マンチユリイに向つた事を思ひ出すのであつた。
満洲里マンチュリーを出て間もなく、たぶんマツェフスカヤからだったと思うが、真夜中の二時ごろ、臭気ふんぷんたる二人の露西亜ロシア兵士が押しこんで来て
踊る地平線:01 踊る地平線 (新字新仮名) / 谷譲次(著)
間もなく砂金採掘の用意をして渡満した父は、哈爾賓ハルピンの市外で、露人に誘拐されて満洲里マンチユリーに連れて行かれる途中、列車の中で射殺されて鉄橋の下に投棄てられていたという事実が報道されている。
冥土行進曲 (新字新仮名) / 夢野久作(著)