“野洲川”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
やすがわ60.0%
やすかわ20.0%
やすかは20.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
もう相手はとうに水口の宿場も越えているだろう、どうしても、江州口ごうしゅうぐち野洲川やすがわあたりで彼奴きゃつを捕まえなければならねえ。……その馬を、おれに譲れ
宮本武蔵:04 火の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
今、武蔵の足もとで、一太刀に斬りすてられた山添団八の仲間の者——野洲川やすかわ安兵衛と、大友伴立おおともばんりゅうという牢人であることはもう明らかに分るほどな距離である。
宮本武蔵:03 水の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
八十やそみなとといふのは、ひょっとすると、土地とち名前なまへで、いま野洲川やすかは川口かはぐちをいつたのかもれません。さうすると、うた意味いみが、しぜんかはつてます。
歌の話 (旧字旧仮名) / 折口信夫(著)