“どうていこ”の漢字の書き方と例文
語句割合
洞庭湖100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
二十八年始皇帝が洞庭湖どうていこをお渡りの折、暴風のために、一時この玉璽も、湖底に沈んだことなどもありましたが、ふしぎにもこの玉璽を持つ者は、一身つつがなく栄え、玉璽もいつか世に現れて
三国志:03 群星の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
朗吟して、飛過ひか洞庭湖どうていこ
杜子春 (新字新仮名) / 芥川竜之介(著)
洞庭湖どうていこの中には時とすると水神があらわれて、舟を借りて遊ぶことがあった。それは空船あきぶねでもあるとともづながみるみるうちにひとりでに解けて、飄然ひょうぜんとして遊びにゆくのであった。
織成 (新字新仮名) / 蒲 松齢(著)