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『ドナウ源流行』
ふりがな文庫
『
ドナウ源流行
(
ドナウげんりゅうこう
)
』
この息もつかず流れている大河は、どのへんから出て来ているだろうかと思ったことがある。維也納生れの碧眼の処女とふたりで旅をして、ふたりして此の大河の流を見ていた時である。それは晩春の午後であった。それから或る時は、この河の漫々たる濁流が国土を …
著者
斎藤茂吉
ジャンル
文学 > 日本文学 > 日記 書簡 紀行
文字種別
新字新仮名
読書目安時間
約43分(500文字/分)
朗読目安時間
約1時間12分(300文字/分)
作品に特徴的な語句
地
(
じい
)
直
(
じか
)
陽炎
(
ようえん
)
背嚢
(
ルックサック
)
鶴
(
たず
)
処女
(
しょじょ
)
極
(
ご
)
田鼠
(
もぐら
)
自
(
おの
)
両岸
(
りょうぎし
)
吉野
(
えしぬ
)
断
(
ちぎ
)
盛
(
さかり
)
童女
(
どうじょ
)
草野
(
ウィゼ
)
厳
(
きび
)
当
(
あた
)
迂
(
うね
)
一夜
(
いちや
)
上
(
かみ
)
下手
(
しもて
)
堰
(
せ
)
姿
(
なり
)
幸
(
さち
)
形
(
かた
)
御国
(
おくに
)
指
(
ゆびさ
)
捲
(
まく
)
書物
(
しょもつ
)
板間
(
いたま
)
根
(
こん
)
業房
(
ラボラトリウム
)
民顕
(
ミュンヘン
)
流
(
ながれ
)
燻肉
(
くんにく
)
画方
(
がほう
)
直
(
すぐ
)
覚
(
おぼ
)
角
(
かど
)
雁
(
がん
)
麺麭
(
ぱん
)
一体
(
いったい
)
一帯
(
いったい
)
不破
(
ふわ
)
人馬
(
じんば
)
今度
(
こんど
)
伐木
(
ばつぼく
)
会釈
(
えしゃく
)
何向
(
なにむき
)
分
(
わ
)
利生
(
りしょう
)
勢
(
いきおい
)
午
(
ひる
)
呉底
(
ゴオト
)
啄
(
ついば
)
国土
(
こくど
)
大凡
(
おおよそ
)
大河
(
たいが
)
天
(
てん
)
安気
(
あんき
)
寂
(
さび
)
寝衣
(
ねまき
)
峡
(
はざま
)
川上
(
かわかみ
)
川下
(
かわしも
)
弾機
(
ばね
)
御名
(
みな
)
怪訝
(
けげん
)
息
(
いき
)
恵和
(
けいくわ
)
手巾
(
ハンケチ
)
振
(
ふ
)
掴
(
つか
)
昨夜
(
ゆうべ
)
昨日
(
きのう
)
暗指
(
あんじ
)
暮靄
(
ぼあい
)
曇貞
(
どんじょう
)
最澄
(
さいちょう
)
有
(
も
)
染々
(
しみじみ
)
業房
(
ぎょうぼう
)
極
(
き
)
様々
(
さまざま
)
死骸
(
しがい
)
毀
(
こわ
)
水
(
みず
)
深淵
(
しんえん
)
湖水
(
こすい
)
漆塗
(
うるしぬり
)
無聊
(
ぶりょう
)
玻璃
(
はり
)
甘寝
(
うまい
)
畏多
(
おそれおお
)
略
(
ほぼ
)
皺
(
しわ
)
目金
(
めがね
)
眩暈
(
めまい
)
睦仁
(
むつひと
)
石臼
(
いしうす
)