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畏多
ふりがな文庫
“畏多”の読み方と例文
読み方
割合
おそれおお
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
おそれおお
(逆引き)
……遊女、
白拍子
(
しらびょうし
)
はまだしも、
畏多
(
おそれおお
)
いが歌の住吉明神のお声だって写すんです。
謡本
(
うたいぼん
)
と
首引
(
くびッぴ
)
きで、朱筆で点を打ったって、真似方も出来るもんか。
卵塔場の天女
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
また
畏多
(
おそれおお
)
い事ながら教育勅語の中に「夫婦相和し」と夫婦の対等を御認めにもならなかったでしょう。
離婚について
(新字新仮名)
/
与謝野晶子
(著)
それやこれやの事から世間では誰いうともなく
好色本
(
こうしょくぼん
)
草双紙類の作者の中でもとりわけ『偐紫田舎源氏』の作者柳亭種彦は
光源氏
(
ひかるげんじ
)
の昔に
譬
(
たと
)
えて
畏多
(
おそれおお
)
くも大御所様大奥の秘事を
散柳窓夕栄
(新字新仮名)
/
永井荷風
(著)
畏多(おそれおお)の例文をもっと
(5作品)
見る
畏
常用漢字
中学
部首:⽥
9画
多
常用漢字
小2
部首:⼣
6画
“畏”で始まる語句
畏
畏怖
畏敬
畏友
畏縮
畏懼
畏服
畏嚇
畏承
畏震
“畏多”のふりがなが多い著者
斎藤茂吉
中里介山
与謝野晶子
永井荷風
泉鏡花