“光源氏”の読み方と例文
読み方割合
ひかるげんじ100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
光源氏ひかるげんじなどはどうも理想の人物で当時の歴史を読んだ者にはこういう男子の存在を信ぜられません。昔から女には男を書く事がむずかしいのでしょう。
産屋物語 (新字新仮名) / 与謝野晶子(著)
光源氏ひかるげんじあおいうえの行動はまさしくその時代の男女の生活と心理の方則を代表するものとも考えられる。
科学と文学 (新字新仮名) / 寺田寅彦(著)
光源氏ひかるげんじ、すばらしい名で、青春を盛り上げてできたような人が思われる。自然奔放な好色生活が想像される。しかし実際はそれよりずっと質素じみな心持ちの青年であった。
源氏物語:02 帚木 (新字新仮名) / 紫式部(著)