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『産屋物語』
ふりがな文庫
『
産屋物語
(
うぶやものがたり
)
』
雛の節句の晩に男の子を挙げてまだ産屋に籠っている私は医師から筆執る事も物を読む事も許されておりません。ところで平生忙しく暮しておりますので、こう静かに臥っておりますと何だか独りで旅へ出て呑気に温泉にでも入っておるような気が致しますし、また平 …
著者
与謝野晶子
ジャンル
文学 > 日本文学 > 評論 エッセイ 随筆
初出
「東京二六新聞」1909(明治42)年3月17~20日
文字種別
新字新仮名
読書目安時間
約12分(500文字/分)
朗読目安時間
約20分(300文字/分)
作品に特徴的な語句
解
(
わから
)
醜
(
さ
)
関係
(
たずさわ
)
困
(
むず
)
遠
(
とおざか
)
穢
(
けがら
)
見
(
みる
)
例
(
いつ
)
定
(
さだま
)
御座
(
おざ
)
通
(
とおり
)
偶
(
たまた
)
僻
(
へき
)
捕
(
つかま
)
下
(
お
)
出
(
い
)
平生
(
ふだん
)
甚
(
ひど
)
生死
(
しょうじ
)
眠
(
ねむり
)
給
(
たも
)
臥
(
ふせ
)
親
(
したし
)
一葉
(
いちよう
)
三
(
さん
)
乞食
(
こつじき
)
人格
(
ひとがら
)
仇
(
かたき
)
何人
(
だれ
)
優
(
まさ
)
切端
(
せっぱ
)
創
(
はじ
)
功績
(
てがら
)
可
(
よ
)
命掛
(
いのちがけ
)
大好
(
だいすき
)
巧
(
たくみ
)
廃
(
や
)
恕
(
じょ
)
戦争
(
いくさ
)
抛
(
なげう
)
気
(
け
)
父親
(
てておや
)
胎
(
たい
)
苦痛
(
くるしみ
)
都
(
すべ
)
関係
(
かかわり
)
上
(
のぼ
)
下女
(
げじょ
)
二十
(
はたち
)
仕遂
(
しと
)
何処
(
どこ
)
何故
(
なぜ
)
価値
(
ねうち
)
偏頗
(
へんぱ
)
偶
(
たま
)
児供
(
こども
)
内所
(
ないしょ
)
几帳
(
きちょう
)
初声
(
うぶごえ
)
到底
(
とうてい
)
割
(
さ
)
劇
(
はげ
)
助成
(
たすけ
)
勿論
(
もちろん
)
呑
(
の
)
呑気
(
のんき
)
呻
(
うめ
)
嗅
(
か
)
固
(
もと
)
基督
(
キリスト
)
声遣
(
こわづか
)
外
(
ほか
)
如何
(
いか
)
孕
(
はら
)
宜
(
よろ
)
容貌
(
ようぼう
)
小児
(
こども
)
小春
(
こはる
)
尤
(
もっと
)
巧
(
うま
)
従来
(
これまで
)
御考
(
おかんがえ
)
御説
(
おせつ
)
微塵
(
みじん
)
忌憚
(
きたん
)
忙
(
せわ
)
愧
(
は
)
慊
(
あきた
)
戴
(
いただ
)
才
(
さい
)
技倆
(
ぎりょう
)
抱
(
いだ
)
拵
(
こしら
)
掩
(
おお
)
最
(
も
)
本性
(
ほんしょう
)
概
(
おおむ
)
歓喜
(
よろこび
)
殆
(
ほとん
)