“命掛”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
いのちが66.7%
いのちがけ33.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
その時の世態(せたい)人情に於(おい)て、外国航海など云えば、開闢(かいびゃく)以来の珍事と云おうか、寧(むし)ろ恐ろしい命掛(いのちが)けの事で、木村は勿論(もちろん)軍艦奉行であるから家来はある
福翁自伝:02 福翁自伝 (新字新仮名) / 福沢諭吉(著)
私(わたくし)も之(これ)には頗(すこぶ)る閉口(へいこう)したが、どつこひ待(ま)てよ、と踏止(ふみとゞま)つて命掛(いのちが)けに揉合(もみあ)ふ事(こと)半時(はんとき)ばかり、漸(やうやく)の事(こと)で片膝(かたひざ)を着(つ)かしてやつたので、此(この)評判(へうばん)は忽(たちま)ち船中(せんちゆう)に廣(ひろ)まつて、感服(かんぷく)する老人(らうじん)もある
妊娠の煩(わずら)い、産の苦痛(くるしみ)、こういう事は到底(とうてい)男の方に解る物ではなかろうかと存じます。女は恋をするにも命掛(いのちがけ)です。しかし男は必ずしもそうと限りません。
産屋物語 (新字新仮名) / 与謝野晶子(著)