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いのちがけ
ふりがな文庫
“いのちがけ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句
割合
命懸
44.4%
生命懸
22.2%
命賭
11.1%
命掛
11.1%
懸命
11.1%
▼ 他 2 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
命懸
(逆引き)
大阪
天滿
(
てんま
)
の邸には四宮市兵衞が殘つて、豐臣方の奉行等に對して
命懸
(
いのちがけ
)
の
分疏
(
いひわけ
)
をした。
栗山大膳
(旧字旧仮名)
/
森鴎外
(著)
いのちがけ(命懸)の例文をもっと
(4作品)
見る
生命懸
(逆引き)
其
(
それ
)
が
婦
(
をんな
)
を
扶
(
たす
)
け
曳
(
ひ
)
いた
処
(
ところ
)
は、
夜一夜
(
よひとよ
)
辿々
(
たど/\
)
しく、
山路野道
(
やまみちのみち
)
、
茨
(
いばら
)
の
中
(
なか
)
を
徉徜
(
さまよ
)
つた
落人
(
おちうど
)
に、
夜
(
よ
)
が
白
(
しら
)
んだやうでもあるし、
生命懸
(
いのちがけ
)
の
喧嘩
(
けんくわ
)
から
慌
(
あはたゞ
)
しく
抜出
(
ぬけだ
)
したのが、
勢
(
せい
)
が
尽
(
つ
)
きて
疲果
(
つかれは
)
てたものらしくもある。
神鑿
(新字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
いのちがけ(生命懸)の例文をもっと
(2作品)
見る
命賭
(逆引き)
かぢ「あらまアどうも、親方が
命賭
(
いのちがけ
)
で気を揉んで、お前のために騒いで居るのに、浮気をして心中なぞをするのなんのってサ」
粟田口霑笛竹(澤紫ゆかりの咲分):02 粟田口霑笛竹(澤紫ゆかりの咲分)
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
それに見知り
人
(
にん
)
も有るから何んのお手先を頼むには及ばん、己が探すと仰しゃって、御親切に侍に突当って刀を
捥
(
も
)
ぎ取って、人のために
命賭
(
いのちがけ
)
でお刀の詮議をして下さいましたが、まだ知れません
粟田口霑笛竹(澤紫ゆかりの咲分):02 粟田口霑笛竹(澤紫ゆかりの咲分)
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
いのちがけ(命賭)の例文をもっと
(1作品)
見る
▼ すべて表示
命掛
(逆引き)
妊娠の
煩
(
わずら
)
い、産の
苦痛
(
くるしみ
)
、こういう事は
到底
(
とうてい
)
男の方に解る物ではなかろうかと存じます。女は恋をするにも
命掛
(
いのちがけ
)
です。しかし男は必ずしもそうと限りません。
産屋物語
(新字新仮名)
/
与謝野晶子
(著)
いのちがけ(命掛)の例文をもっと
(1作品)
見る
懸命
(逆引き)
相手が無限ならば、こっちも無限の力を出して、行く。無限に対するこの
懸命
(
いのちがけ
)
の働きそのものの上に、言い知れぬ悲壮な気持ちと、使命に殉じている安心光明が油然と胸中に湧くのであります。
仏教人生読本
(新字新仮名)
/
岡本かの子
(著)
いのちがけ(懸命)の例文をもっと
(1作品)
見る
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ガセイ