“疲果”の読み方と例文
読み方割合
つかれは100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
それをんなたすいたところは、夜一夜よひとよ辿々たど/\しく、山路野道やまみちのみちいばらなか徉徜さまよつた落人おちうどに、しらんだやうでもあるし、生命懸いのちがけ喧嘩けんくわからあはたゞしく抜出ぬけだしたのが、せいきて疲果つかれはてたものらしくもある。
神鑿 (新字旧仮名) / 泉鏡花泉鏡太郎(著)
画工 (疲果つかれはてたるさまどう仰様のけざまに倒る)水だ、水をくれい。
紅玉 (新字旧仮名) / 泉鏡花(著)