“疲癃”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
せむし50.0%
ひりゅう50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
親爺は疲癃せむしで、密輸入をしてゐる。それに魔法使と云ふ噂がある。悴はアリスチドと云ふ猟師だつた。まだ島に山羊がゐたからな。其頃カプリで物持と云へばカリアリス家だつた。
センツアマニ (新字旧仮名) / マクシム・ゴーリキー(著)
吾を以てこれをはかるに、我が国に乞丐きっかい甚だおおければ、彼れ必ず貧院を起こし、棄児甚だ衆ければ、彼れ必ず幼院を設け、疲癃ひりゅう残疾、貧賤にして治療するあたわざるもの甚だ衆ければ
吉田松陰 (新字新仮名) / 徳富蘇峰(著)