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仰様
ふりがな文庫
“仰様”のいろいろな読み方と例文
旧字:
仰樣
読み方
割合
のけざま
91.7%
のけさま
8.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
のけざま
(逆引き)
と両手に襟を押開けて、
仰様
(
のけざま
)
に
咽喉仏
(
のどぼとけ
)
を示したるを、謙三郎はまたたきもせで、ややしばらく
瞶
(
みつ
)
めたるが、銃剣
一閃
(
いっせん
)
し、
暗
(
やみ
)
を切って
琵琶伝
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
と満枝の手首に
縋
(
すが
)
れるまま、一心不乱の力を
極
(
きは
)
めて
捩伏
(
ねぢふ
)
せ
捩伏
(
ねぢふ
)
せ、
仰様
(
のけざま
)
に
推重
(
おしかさな
)
りて
仆
(
たふ
)
したり。
金色夜叉
(新字旧仮名)
/
尾崎紅葉
(著)
仰様(のけざま)の例文をもっと
(11作品)
見る
のけさま
(逆引き)
やをら起たんと為るところを、蒲田が力に
胸板
(
むないた
)
を
衝
(
つか
)
れて、
一耐
(
ひとたまり
)
もせず
仰様
(
のけさま
)
に
打僵
(
うちこ
)
けたり。蒲田はこの
隙
(
ひま
)
に彼の
手鞄
(
てかばん
)
を奪ひて、中なる書類を
手信
(
てまかせ
)
に
掴出
(
つかみだ
)
せば、狂気の如く
駈寄
(
かけよ
)
る貫一
金色夜叉
(新字旧仮名)
/
尾崎紅葉
(著)
仰様
(
のけさま
)
に倒れたる貫一の
脚
(
あし
)
を
掻抱
(
かきいだ
)
きて、宮は
辛
(
から
)
くもその靴を取去りぬ。
金色夜叉
(新字旧仮名)
/
尾崎紅葉
(著)
仰様(のけさま)の例文をもっと
(1作品)
見る
仰
常用漢字
中学
部首:⼈
6画
様
常用漢字
小3
部首:⽊
14画
“仰”で始まる語句
仰
仰向
仰有
仰山
仰言
仰天
仰臥
仰々
仰付
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