“仰々”のいろいろな読み方と例文
読み方(ふりがな)割合
ぎょうぎょう79.3%
ぎやう/\6.9%
そもそも6.9%
ぎょう/\3.4%
ぎょぎょう3.4%
(注)作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
“仰々”を含む作品のジャンル比率
歴史 > 地理・地誌・紀行 > アジア25.0%
文学 > 英米文学 > 小説 物語3.4%
文学 > フランス文学 > 小説 物語1.9%
(注)比率=対象の語句にふりがなが振られている作品数÷各ジャンルの合計の作品数
仰々ぎょうぎょうしい旗さし物だの、家の紋だのを、背中にさして戦うのは、名誉慾のしるしをかかげているようなものだ。
新書太閤記:10 第十分冊 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
私は物堅いのに少し驚ろいて、そして出しなに仰々ぎょうぎょうしいとは思いながら、招待の紋服を着て来たことを、自分で手柄に思った。
河明り (新字新仮名) / 岡本かの子(著)
本箱ほんばこをさがして、むらさきのおん姉君あねぎみの、第七帖だいしちでふすのも仰々ぎやう/\しからう。
湯どうふ (旧字旧仮名) / 泉鏡花泉鏡太郎(著)
彼女は始終しじゆう書籍の中の仰々ぎやう/\しい文句を繰り返す。
「あの曲を聴くとろくな事は無いんだ、一応プログラムを見て来るとこんな馬鹿な目に逢う筈は無いが、まさか初日のプログラムに、あんな曲目を出す筈が無いと思ったのが仰々そもそもの間違さ」
葬送行進曲 (新字新仮名) / 野村胡堂(著)
仰々そもそも神楽かぐらの始まりは……」
南蛮秘話森右近丸 (新字新仮名) / 国枝史郎(著)
餘り仰々ぎょう/\しくならないように、ともの人数なども目立たぬ程にして参る、と云うことであったけれども、右大将定国、式部大輔しきぶのたゆう菅根などゝ云った人々
少将滋幹の母 (新字新仮名) / 谷崎潤一郎(著)
宗右衛門には久しぶりに来て見たこの仰々ぎょぎょうしい山門が、背景をなす寺の前庭の寂びを含んだ老松おいまつの枝の古色に何となくそぐはなく見えるのであつた。
老主の一時期 (新字旧仮名) / 岡本かの子(著)