“賢奉行”の読み方と例文
読み方割合
けんぶぎやう100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
かうぶるに及んでは僞りてのがるゝみちなくかざつておほべきの理なくされば大岡越前守殿の裁許さいきよあづかりし者其善惡そのぜんあく邪正じやせいわかたざるなしじつ賢奉行けんぶぎやうとやいつつべし仰々そも/\村井長庵といふは麹町かうぢまち三丁目に町醫まちいと成つて世を
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
ぬすみ取候に相違さうゐは有まじと申されければ小猿は顏色がんしよくかはりて俯向居たるに仁左衞門は莞爾につこと笑ひ何樣世の人賢奉行けんぶぎやうたゝまゐらする程有て御明察の通り私共儀享保十一年十月萬澤の御關所せきしよ手前てまへやすみ居候處に原澤村の大盡夫婦にて廻道まはりみちせしを
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)