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のけさま
ふりがな文庫
“のけさま”の漢字の書き方と例文
語句
割合
仰様
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
仰様
(逆引き)
やをら起たんと為るところを、蒲田が力に
胸板
(
むないた
)
を
衝
(
つか
)
れて、
一耐
(
ひとたまり
)
もせず
仰様
(
のけさま
)
に
打僵
(
うちこ
)
けたり。蒲田はこの
隙
(
ひま
)
に彼の
手鞄
(
てかばん
)
を奪ひて、中なる書類を
手信
(
てまかせ
)
に
掴出
(
つかみだ
)
せば、狂気の如く
駈寄
(
かけよ
)
る貫一
金色夜叉
(新字旧仮名)
/
尾崎紅葉
(著)
仰様
(
のけさま
)
に倒れたる貫一の
脚
(
あし
)
を
掻抱
(
かきいだ
)
きて、宮は
辛
(
から
)
くもその靴を取去りぬ。
金色夜叉
(新字旧仮名)
/
尾崎紅葉
(著)
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