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手鞄
ふりがな文庫
“手鞄”の読み方と例文
読み方
割合
てかばん
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
てかばん
(逆引き)
来太は笑いながら
手鞄
(
てかばん
)
を下ろし、中から一本のビールを取り出した。片町坂の家で出された二本めを抜かずにもらって来たのである。
花咲かぬリラ
(新字新仮名)
/
山本周五郎
(著)
荒布革
(
あらめがは
)
の横長なる
手鞄
(
てかばん
)
を膝の上に
掻抱
(
かきいだ
)
きつつ貫一の思案せるは、その宜き
方
(
かた
)
を択ぶにあらで、
倶
(
とも
)
に行くをば
躊躇
(
ちゆうちよ
)
せるなり。
金色夜叉
(新字旧仮名)
/
尾崎紅葉
(著)
葉子はその男から離れたい一心に、手に持った
手鞄
(
てかばん
)
と包み物とを甲板の上にほうりなげて、若者の手をやさしく振りほどこうとして見たが無益だった。
或る女:1(前編)
(新字新仮名)
/
有島武郎
(著)
手鞄(てかばん)の例文をもっと
(7作品)
見る
手
常用漢字
小1
部首:⼿
4画
鞄
漢検準1級
部首:⾰
14画
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手
手拭
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泉鏡花