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捩伏
ふりがな文庫
“捩伏”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
ねぢふ
50.0%
ねじふ
50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ねぢふ
(逆引き)
と満枝の手首に
縋
(
すが
)
れるまま、一心不乱の力を
極
(
きは
)
めて
捩伏
(
ねぢふ
)
せ
捩伏
(
ねぢふ
)
せ、
仰様
(
のけざま
)
に
推重
(
おしかさな
)
りて
仆
(
たふ
)
したり。
金色夜叉
(新字旧仮名)
/
尾崎紅葉
(著)
「何と
凄
(
すご
)
からう。奴を
捩伏
(
ねぢふ
)
せてゐる中に
脚
(
あし
)
で
掻寄
(
かきよ
)
せて
袂
(
たもと
)
へ忍ばせたのだ——
早業
(
はやわざ
)
さね」
金色夜叉
(新字旧仮名)
/
尾崎紅葉
(著)
捩伏(ねぢふ)の例文をもっと
(1作品)
見る
ねじふ
(逆引き)
そのはずみに子供のように泣きだしていた。痴川は伊豆を
捩伏
(
ねじふ
)
せた。痴川は泣きじゃくり乍ら
甃
(
いしだたみ
)
へごしごし伊豆の頭を圧しつけ、口汚く
罵
(
ののし
)
ったり殴ったりした。
小さな部屋
(新字新仮名)
/
坂口安吾
(著)
捩伏(ねじふ)の例文をもっと
(1作品)
見る
捩
漢検1級
部首:⼿
10画
伏
常用漢字
中学
部首:⼈
6画
“捩”で始まる語句
捩
捩上
捩込
捩向
捩子
捩取
捩合
捩斷
捩放
捩拭
“捩伏”のふりがなが多い著者
尾崎紅葉
坂口安吾