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捩込
ふりがな文庫
“捩込”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
ねじこ
50.0%
ねぢこ
50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ねじこ
(逆引き)
「ええ……
左様
(
さよう
)
だ……貴方がたの父親さんは、こう大きな
懐
(
ふところ
)
をして、一ぱい
書籍
(
ほん
)
を
捩込
(
ねじこ
)
んでは歩かっせる人で……」
家:01 (上)
(新字新仮名)
/
島崎藤村
(著)
長州の下ノ関では
只
(
ただ
)
和蘭
(
オランダ
)
船を撃つばかりでなく、その
後
(
のち
)
亜米利加
(
アメリカ
)
の軍艦にも発砲すれば、
英吉利
(
イギリス
)
の軍艦にも発砲すると
云
(
い
)
うような
訳
(
わ
)
けで、
到頭
(
とうとう
)
その尻と云うものは英仏蘭米四ヶ国から幕府に
捩込
(
ねじこ
)
んで
福翁自伝:02 福翁自伝
(新字新仮名)
/
福沢諭吉
(著)
捩込(ねじこ)の例文をもっと
(3作品)
見る
ねぢこ
(逆引き)
が、何程
捩込
(
ねぢこ
)
んで行つても圭一郎の妄執の醒めさうもないのを看破つたG師の、逃げるものを追ひかけるやうな念は
軈
(
やが
)
て事切れた。
崖の下
(旧字旧仮名)
/
嘉村礒多
(著)
やかましい問屋のお婆さんがそれを言附けに
捩込
(
ねぢこ
)
んで來たといふことでした。で、私は懲らしめの爲に、そのまゝ庭に立たせられました。
幼き日:(ある婦人に与ふる手紙)
(旧字旧仮名)
/
島崎藤村
(著)
捩込(ねぢこ)の例文をもっと
(3作品)
見る
捩
漢検1級
部首:⼿
10画
込
常用漢字
中学
部首:⾡
5画
“捩”で始まる語句
捩
捩上
捩向
捩子
捩伏
捩取
捩合
捩放
捩斷
捩付
“捩込”のふりがなが多い著者
尾崎紅葉
嘉村礒多
島崎藤村
福沢諭吉