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捩子
ふりがな文庫
“捩子”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
ねぢ
50.0%
ねじ
50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ねぢ
(逆引き)
そして
捩子
(
ねぢ
)
をひねると温かい湯が勢ひよく
掌面
(
てのひら
)
に流れ出す気持よさに覚えず
牽
(
ひ
)
きつけられる。
茶話:04 大正七(一九一八)年
(新字旧仮名)
/
薄田泣菫
(著)
捩子
(
ねぢ
)
を持つた男の右手が現はれる。時計を捲き始める。針を九時に直す。
ゼンマイの戯れ(映画脚本)
(新字旧仮名)
/
岸田国士
(著)
捩子(ねぢ)の例文をもっと
(2作品)
見る
ねじ
(逆引き)
自然が「精神に啓示しないものを、汝は
槓杆
(
こうかん
)
や
捩子
(
ねじ
)
をもつてむりやりに取つて来ることはできぬ。」
ゲーテに於ける自然と歴史
(新字旧仮名)
/
三木清
(著)
日本でも見馴れた洋種の馬とここの馬の共通した栗毛の光った美しさは、
捩子
(
ねじ
)
の利かない瓦斯にぼッと火の点くように、あたりの景色の美しさまで急に頭に手繰りよって来るのだった。
旅愁
(新字新仮名)
/
横光利一
(著)
捩子(ねじ)の例文をもっと
(2作品)
見る
捩
漢検1級
部首:⼿
10画
子
常用漢字
小1
部首:⼦
3画
“捩子”で始まる語句
捩子廻
検索の候補
捩子廻
“捩子”のふりがなが多い著者
三木清
薄田泣菫
横光利一
岸田国士