“槓杆”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
てこ60.0%
こうかん33.3%
レヴァ3.3%
レーバ3.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
頂上には、おもに堅い木で作った大きな歯車はぐるま槓杆てこの簡単な機械が、どろどろにほこりと油とで黒くなって、秒を刻みながら動いていた。
星座 (新字新仮名) / 有島武郎(著)
文化の擁護、知識の健全性の防衛と云う一般の要求が能動精神の提唱される一つの社会的雰囲気として槓杆こうかんの役目をした。
昭和の十四年間 (新字新仮名) / 宮本百合子(著)
僅か二フィト前に見えている槓杆レヴァを握りさえすればいいのだ。しかしおれにはそれだけの簡単な動作も出来やしない。じっとして災難を見ていなければならぬ。それが死より百倍も辛いことだ。
槓杆レーバ……発条スプリング
作業機械 (新字新仮名) / 細井和喜蔵(著)