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『十時五十分の急行』
ふりがな文庫
『
十時五十分の急行
(
じゅうじごじゅっぷんのきゅうこう
)
』
「今日お発ちだそうですね、ムッシュウ」 と跛の男が私に問いかけた。 「ああ、月曜の朝にマルセイユへついていないと、都合がわるいからね。十時五十分の急行でリオン停車場から発とうと思っている。あの急行がいいよ。だが鉄道のことは君の方が詳しいわけ …
著者
モーリス・ルヴェル
翻訳者
田中早苗
ジャンル
文学 > フランス文学 > 小説 物語
初出
「夜鳥」春陽堂、1928(昭和3)年6月23日
文字種別
新字新仮名
読書目安時間
約9分(500文字/分)
朗読目安時間
約14分(300文字/分)
作品に特徴的な語句
発
(
で
)
温
(
あったか
)
勤
(
で
)
呎
(
フィト
)
垂
(
さが
)
補助
(
たす
)
強
(
したた
)
間隔
(
へだたり
)
豪雨
(
おおあめ
)
槓杆
(
レヴァ
)
暴
(
あ
)
平生
(
ふだん
)
談
(
はな
)
職業
(
しごと
)
揺
(
ゆす
)
板片
(
いたぎれ
)
了解
(
のみこ
)
汽鑵
(
きかん
)
蒼穹
(
あおぞら
)
痙攣
(
ひきつ
)
諸
(
もろ
)
慄然
(
ぞっ
)
跛
(
ちんば
)
夜闇
(
やみ
)
唇
(
くち
)
前
(
さき
)
駛
(
は
)
起
(
た
)
迚
(
とて
)
語
(
ことば
)
障碍
(
しょうがい
)
駛
(
はし
)
魘
(
うな
)
正
(
まさ
)
突駛
(
つっぱ
)
眼瞼
(
まぶた
)
疾風
(
はやて
)
狂人
(
きちがい
)
気勢
(
けはい
)
掲
(
かか
)
挫
(
くじ
)
後前
(
あとさき
)
弛
(
ゆる
)
巴里
(
パリ
)
囂々
(
ごうごう
)
其処
(
そこ
)
傍
(
そば
)
倚
(
よ
)
何
(
ど
)
介意
(
かま
)