トップ
>
捩込
>
ねぢこ
ふりがな文庫
“
捩込
(
ねぢこ
)” の例文
が、何程
捩込
(
ねぢこ
)
んで行つても圭一郎の妄執の醒めさうもないのを看破つたG師の、逃げるものを追ひかけるやうな念は
軈
(
やが
)
て事切れた。
崖の下
(旧字旧仮名)
/
嘉村礒多
(著)
やかましい問屋のお婆さんがそれを言附けに
捩込
(
ねぢこ
)
んで來たといふことでした。で、私は懲らしめの爲に、そのまゝ庭に立たせられました。
幼き日:(ある婦人に与ふる手紙)
(旧字旧仮名)
/
島崎藤村
(著)
身を起すとともに貫一は落散りたる書類を
掻聚
(
かきあつ
)
め、
鞄
(
かばん
)
を拾ひてその中に
捩込
(
ねぢこ
)
み、さて
慌忙
(
あわただし
)
く座に
復
(
かへ
)
りて
金色夜叉
(新字旧仮名)
/
尾崎紅葉
(著)
捩
漢検1級
部首:⼿
10画
込
常用漢字
中学
部首:⾡
5画
“捩”で始まる語句
捩
捩上
捩向
捩子
捩伏
捩取
捩合
捩放
捩斷
捩付