“命賭”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
いのちがけ50.0%
いのちが50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
かぢ「あらまアどうも、親方が命賭いのちがけで気を揉んで、お前のために騒いで居るのに、浮気をして心中なぞをするのなんのってサ」
それに見知りにんも有るから何んのお手先を頼むには及ばん、己が探すと仰しゃって、御親切に侍に突当って刀をぎ取って、人のために命賭いのちがけでお刀の詮議をして下さいましたが、まだ知れません
しかし命賭いのちがけでもこれを取払わねばならぬというほどの必要に迫られているわけでもない。単に邪魔だとか目障めざわりだとかいうに過ぎないのである。
二階から (新字新仮名) / 岡本綺堂(著)