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光源氏
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ひかるげんじ
ふりがな文庫
“
光源氏
(
ひかるげんじ
)” の例文
光源氏
(
ひかるげんじ
)
などはどうも理想の人物で当時の歴史を読んだ者にはこういう男子の存在を信ぜられません。昔から女には男を書く事が
困
(
むず
)
かしいのでしょう。
産屋物語
(新字新仮名)
/
与謝野晶子
(著)
光源氏
(
ひかるげんじ
)
や
葵
(
あおい
)
の
上
(
うえ
)
の行動はまさしくその時代の男女の生活と心理の方則を代表するものとも考えられる。
科学と文学
(新字新仮名)
/
寺田寅彦
(著)
光源氏
(
ひかるげんじ
)
、すばらしい名で、青春を盛り上げてできたような人が思われる。自然奔放な好色生活が想像される。しかし実際はそれよりずっと
質素
(
じみ
)
な心持ちの青年であった。
源氏物語:02 帚木
(新字新仮名)
/
紫式部
(著)
それやこれやの事から世間では誰いうともなく
好色本
(
こうしょくぼん
)
草双紙類の作者の中でもとりわけ『偐紫田舎源氏』の作者柳亭種彦は
光源氏
(
ひかるげんじ
)
の昔に
譬
(
たと
)
えて
畏多
(
おそれおお
)
くも大御所様大奥の秘事を
散柳窓夕栄
(新字新仮名)
/
永井荷風
(著)
光源氏
(
ひかるげんじ
)
のやうな兄の源吉とは、どう折合をつけて見ても、血を分けた兄弟とは思はれません。
銭形平次捕物控:081 受難の通人
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
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『
更級日記
(
さらしなにっき
)
』の著者は、東国の
田舎
(
いなか
)
にいた娘の時代から文学書を読んで、どうか女に生れた上は『源氏物語』の
夕顔
(
ゆうがお
)
や
浮舟
(
うきふね
)
のような美しい女になって
少時
(
しばらく
)
でも
光源氏
(
ひかるげんじ
)
のような
情
(
なさけ
)
ある男に思われたいと
離婚について
(新字新仮名)
/
与謝野晶子
(著)
“光源氏”の解説
は、紫式部の物語『源氏物語』の主人公。平安時代の公卿。一世源氏。近衛中将、大将、大納言、内大臣、太政大臣、准太上天皇を歴任。広大な四町の邸宅を造営し六条院と呼ばれる。『源氏物語』五十四帖中第一帖「桐壺」から第四十一帖「幻」まで登場する。
なお「光源氏」とは「光り輝くように美しい源氏」を意味する通称である。
(出典:Wikipedia)
光
常用漢字
小2
部首:⼉
6画
源
常用漢字
小6
部首:⽔
13画
氏
常用漢字
小4
部首:⽒
4画
“光源”で始まる語句
光源
光源院