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浮舟
ふりがな文庫
“浮舟”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
うきふね
90.9%
うきぶね
9.1%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
うきふね
(逆引き)
かつてわたしは、紫式部が、いろいろな女性を書いて来た後に、
手習
(
てならい
)
の
君
(
きみ
)
——
浮舟
(
うきふね
)
を書いたことに、なんとなく心をひかれていた。
紫式部:――忙しき目覚めに
(新字新仮名)
/
長谷川時雨
(著)
浮舟
(
うきふね
)
のことをくわしく聞こうとあそばすと、そのずっと前から
煩悶
(
はんもん
)
をし続けていたこと、その前夜にひどく泣いたことなどを言い
源氏物語:54 蜻蛉
(新字新仮名)
/
紫式部
(著)
浮舟(うきふね)の例文をもっと
(10作品)
見る
うきぶね
(逆引き)
「梅本」「
嬉
(
うれ
)
し野」「
浮舟
(
うきぶね
)
」「
青柳
(
あおやぎ
)
」など、
筆太
(
ふでふと
)
に染め出した、
浅黄
(
あさぎ
)
の長い
暖簾
(
のれん
)
などが、ヒラリヒラリとなびいている。店の作りが変っていて、隣りの店とのへだてがない。
娘煙術師
(新字新仮名)
/
国枝史郎
(著)
浮舟(うきぶね)の例文をもっと
(1作品)
見る
“浮舟”の意味
《名詞》
水面に浮かんでいる舟。うきふね。
水上飛行機の下部につく水面に着水するためのフロート。
(出典:Wiktionary)
浮
常用漢字
中学
部首:⽔
10画
舟
常用漢字
中学
部首:⾈
6画
“浮”で始まる語句
浮
浮世
浮標
浮々
浮雲
浮彫
浮気
浮木
浮腫
浮上
“浮舟”のふりがなが多い著者
紫式部
三遊亭円朝
与謝野晶子
北原白秋
長谷川時雨
国枝史郎
堀辰雄