“業房”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
ぎょうぼう50.0%
ラボラトリウム50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
業房ぎょうぼうに閉じ籠もってこんをつめて居たせいもあろうが、月光を顧みたことなどはついぞなかった。然るに今夜は不思議にも、生れ故郷の月を見るような気がしてならない。
ドナウ源流行 (新字新仮名) / 斎藤茂吉(著)
業房ラボラトリウムから放たれたような気楽さで旅している僕も、気が付けばやはり異国にいるのだということが染々しみじみと思えた。天が好く晴れて、日はもう中天にのぼっている。
ドナウ源流行 (新字新仮名) / 斎藤茂吉(著)