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碧潭
ふりがな文庫
“碧潭”の読み方と例文
読み方
割合
へきたん
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
へきたん
(逆引き)
原始的にしてまた未来の風景がこの水にある。船は
翠嶂
(
すいしょう
)
山の下、
深沈
(
しんちん
)
とした
碧潭
(
へきたん
)
に来て、その
棹
(
さお
)
をとめた。
清閑
(
せいかん
)
にしてまた
飄々
(
ひょうひょう
)
としている。
木曾川
(新字新仮名)
/
北原白秋
(著)
紙鳶挙ぐる子供の、風の神弱し、大風吹けよと、謡ふも心憎しなど、窓に倚りて想ひを
碧潭
(
へきたん
)
の
孤舟
(
こしゅう
)
に
騁
(
は
)
せ、眼に銀鱗の飛躍を夢み、寸時恍惚たり。
元日の釣
(新字旧仮名)
/
石井研堂
(著)
夕
(
ゆうべ
)
の陽ざしに赤々と照らせながら、ヒラリ、裸の馬の背に打ち跨ったかと見るまに、水瀑躍る
碧潭
(
へきたん
)
のすがすがしげな流れの中へ、サッと乗り入れました。
旗本退屈男:05 第五話 三河に現れた退屈男
(新字新仮名)
/
佐々木味津三
(著)
碧潭(へきたん)の例文をもっと
(9作品)
見る
碧
漢検準1級
部首:⽯
14画
潭
漢検1級
部首:⽔
15画
“碧”で始まる語句
碧
碧血
碧玉
碧空
碧眼
碧梧桐
碧落
碧瑠璃
碧色
碧々
“碧潭”のふりがなが多い著者
井沢衣水
石井研堂
押川春浪
泉鏡太郎
泉鏡花
佐々木味津三
北原白秋