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騁
ふりがな文庫
“騁”の読み方と例文
読み方
割合
は
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
は
(逆引き)
斉名の文は典雅荘重であり、以言の文は奇を出し才を
騁
(
は
)
せ、其風体各々異なれど、いずれも文章の海山の竜であり象である。
連環記
(新字新仮名)
/
幸田露伴
(著)
紙鳶挙ぐる子供の、風の神弱し、大風吹けよと、謡ふも心憎しなど、窓に倚りて想ひを
碧潭
(
へきたん
)
の
孤舟
(
こしゅう
)
に
騁
(
は
)
せ、眼に銀鱗の飛躍を夢み、寸時恍惚たり。
元日の釣
(新字旧仮名)
/
石井研堂
(著)
二人は其処の
素床
(
すゆか
)
に
薄縁
(
うすべり
)
を敷いてもらって、汗を拭き、茶をのみ、菓子を食いながら眼を
騁
(
は
)
せた。
みみずのたはこと
(新字新仮名)
/
徳冨健次郎
、
徳冨蘆花
(著)
騁(は)の例文をもっと
(5作品)
見る
騁
漢検1級
部首:⾺
17画
“騁”を含む語句
馳騁
縦騁
“騁”のふりがなが多い著者
徳冨健次郎
徳富蘇峰
石井研堂
徳冨蘆花
ハンス・クリスチャン・アンデルセン
幸田露伴