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清閑
ふりがな文庫
“清閑”の読み方と例文
読み方
割合
せいかん
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
せいかん
(逆引き)
すると芸術を尊重する
仏蘭西
(
フランス
)
に生れた文学者も甚だ
清閑
(
せいかん
)
には乏しい
訣
(
わけ
)
である。日本に生れた僕などの不平を云ふのは間違ひかも知れない。
澄江堂雑記
(新字旧仮名)
/
芥川竜之介
(著)
原始的にしてまた未来の風景がこの水にある。船は
翠嶂
(
すいしょう
)
山の下、
深沈
(
しんちん
)
とした
碧潭
(
へきたん
)
に来て、その
棹
(
さお
)
をとめた。
清閑
(
せいかん
)
にしてまた
飄々
(
ひょうひょう
)
としている。
木曾川
(新字新仮名)
/
北原白秋
(著)
清閑
(
せいかん
)
消シガタシ。
乃
(
すなわ
)
チ
巾箱
(
きんそう
)
ヲ開キ
客歳
(
かくさい
)
ノ詩ヲ閲シテ煩ヲ
芟
(
か
)
リ冗ヲ除キテ一百首ヲ得タリ。
窃
(
ひそか
)
ニ浪仙ニ擬シ詩ヲ祭リテ労ニ報フ。
下谷叢話
(新字新仮名)
/
永井荷風
(著)
清閑(せいかん)の例文をもっと
(9作品)
見る
清
常用漢字
小4
部首:⽔
11画
閑
常用漢字
中学
部首:⾨
12画
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清閑寺
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神西清
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永井荷風