“芟”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
66.7%
さん25.0%
8.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
清閑せいかん消シガタシ。すなわ巾箱きんそうヲ開キ客歳かくさいノ詩ヲ閲シテ煩ヲリ冗ヲ除キテ一百首ヲ得タリ。ひそかニ浪仙ニ擬シ詩ヲ祭リテ労ニ報フ。
下谷叢話 (新字新仮名) / 永井荷風(著)
柞の字は『新撰字鏡しんせんじきょう』には「くぬぎなり」とあり「草を除くをさんい木を除くをさくと曰う」とあるけれども、訓は「ナラの木」または「シイ」である。
地名の研究 (新字新仮名) / 柳田国男(著)
其の日長左衛門殿どんが山へ箱根竹はこねだけりに行って、日暮ひくれに下りて来ると、山の下で孩児の啼声なきごえがするから、魂消て行って見ると、沢の岸の
名人長二 (新字新仮名) / 三遊亭円朝(著)