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又候
ふりがな文庫
“又候”の読み方と例文
読み方
割合
またぞろ
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
またぞろ
(逆引き)
だが普通の人間とちがい、勝れた智能をもった蠅男のことだから、いついかなる手をもちいて
又候
(
またぞろ
)
暴逆の挙に出てくるか分らない。
蠅男
(新字新仮名)
/
海野十三
(著)
「いや、世間でも、よく申しおりますぞ。——柴田どののお癖が出たといえば、
又候
(
またぞろ
)
、底に底があることのようにみな用心して」
新書太閤記:08 第八分冊
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
大殿の今度の御処置だけで、天下に、恥を
晒
(
さら
)
したに、
又候
(
またぞろ
)
騒動を持上げて、斉彬公のお心にもとるなど、思慮があると思うか、無いと思うか。
南国太平記
(新字新仮名)
/
直木三十五
(著)
又候(またぞろ)の例文をもっと
(19作品)
見る
又
常用漢字
中学
部首:⼜
2画
候
常用漢字
小4
部首:⼈
10画
“又”で始まる語句
又
又聞
又々
又者
又蔵
又六
又兵衛
又一
又平
又八
“又候”のふりがなが多い著者
徳冨蘆花
葉山嘉樹
三遊亭円朝
直木三十五
石川啄木
佐々木邦
吉川英治
北条民雄
谷崎潤一郎
有島武郎