“又者”の読み方と例文
読み方割合
またもの100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
わが殿もき、また、お連れ遊ばしている諸侯方もおわすのに、又者またもののわれらを、特に、お茶に招かるるわけはないと考えまする。
新書太閤記:10 第十分冊 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
小身しょうしん又者またものでは、御威勢なみならぬ厩橋さまの御前はおそれ多くもあり、また」と甲斐は言葉を切った。
「百姓をおだてちゃいけない、百姓や又者またものをおだててのさばらせるのが、天下大乱のもとなのだ」
大菩薩峠:33 不破の関の巻 (新字新仮名) / 中里介山(著)