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こね
ふりがな文庫
“こね”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句
割合
捏
91.7%
木練
8.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
捏
(逆引き)
鱷は先づ横に銜へてゐたイワンを口の中で、一
捏
(
こね
)
捏ねて、足の方を
吭
(
のど
)
へ向けて、物を呑むやうな運動を一度した。イワンの足が
腓腸
(
ふくらはぎ
)
まで見えなくなつた。
鱷
(新字旧仮名)
/
フィヨードル・ミハイロヴィチ・ドストエフスキー
(著)
どうせ終る一生なら両足をばたばたやる子供の駄々を
捏
(
こね
)
るように、この世界に屑の人間の生涯をむしりちらした方が、正直で嘘でない生き方かも知れない。
陶古の女人
(新字新仮名)
/
室生犀星
(著)
こね(捏)の例文をもっと
(11作品)
見る
木練
(逆引き)
樹の実で歯のない者にも食べられるものは、以前ははなはだ少なかった上に、
木練
(
こね
)
りすなわち樹上で甘くなる柿の種類も乏しく、何か手をかける必要があったのである。
食料名彙
(新字新仮名)
/
柳田国男
(著)
こね(木練)の例文をもっと
(1作品)
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