トップ
>
薄月
ふりがな文庫
“薄月”の読み方と例文
読み方
割合
うすづき
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
うすづき
(逆引き)
滝太郎は早速に押当てていた唇を指から放すと、
薄月
(
うすづき
)
にきらりとしたのは、
前
(
さき
)
に勇美子に望まれて、断乎として辞し去った指環である。
黒百合
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
「
薄月
(
うすづき
)
や」「淋しさや」「音淋し」「
藁屋根
(
わらやね
)
や」「静かさや」「
苫舟
(
とまぶね
)
や」「帰るさや」「
枯蘆
(
かれあし
)
や」など如何やうにもあるべきを
俳諧大要
(新字旧仮名)
/
正岡子規
(著)
好い加減に積った雪は、狭い庭を念入りに埋めて、その上に
薄月
(
うすづき
)
が射しているのですから、その辺には、物の
隈
(
くま
)
もありません。
銭形平次捕物控:021 雪の精
(新字新仮名)
/
野村胡堂
(著)
薄月(うすづき)の例文をもっと
(18作品)
見る
薄
常用漢字
中学
部首:⾋
16画
月
常用漢字
小1
部首:⽉
4画
“薄月”で始まる語句
薄月夜
薄月色
検索の候補
薄月夜
薄月色
“薄月”のふりがなが多い著者
小金井喜美子
大手拓次
邦枝完二
中里介山
泉鏡花
泉鏡太郎
正岡子規
石川啄木
久生十蘭
岡本綺堂